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春から初夏へ
春から初夏にうつろいゆく季節、 急に気温があがった今日このごろですが 皆さまお元気でいらっしゃいますか? まだまだ暑さにカラダがなれていない時期で 疲れもたまりやすいのでお気をつけてくださいませ! 最近行かせて頂いている現場で「ヒラドツツジ」の剪定がよくあります。 街で見かける「ヒラドツツジ」の花が終わっていることに 気が付かれましたでしょうか? 「ヒラドツツジ」は、開花後に剪定(刈り込み)が始まります。 「開花後に刈り込みをする」というのはなんとなくわかるのですが、 「ヒラドツツジ」はこの時期に刈り込みをするのが一番適しているそうです。 お盆頃には蕾をつけていくので、お盆までに刈り込まないといけないのです。 また思いっきり刈り込んであげるとヒラドツツジもカラダが軽くなり蕾をつけやすいそうです。 カラダが軽くなったところに、雨などの水分をもらうことでさらに生長を促し 元気な葉がつくので、まさに開花後の時期が剪定に最適です。 「夏」にガバッと刈り込みをすると直射日光があたりすぎて葉が焼けてしまったり 葉が少ないと光合成ができなくて翌年の春に花が咲かなかったり・・ 「秋~冬」に刈り込みをすると花芽がなくなってしまうので 剪定をさせて頂く場合でも不自然に伸びてしまっている枝だけを剪定し そっと形を整える程度しかできないのです。 そして今の時期「ヒラドツツジ」がこれからたくさんの葉を出してくれるので 目一杯刈り込むことができるそうです。 まだまだ初心者の私は、ドキドキしながらですので ついつい刈り込むことに躊躇しがちなのですが、そのたびに先輩方に 「もっと刈り込んで!ハゲさせても大丈夫だから」と言われます。 表面上だけ整える感じで刈り込みをすると なかに日があたらないので光合成ができなくて なかがどんどん枯れてきてしまうのです。 ですので色んな意味で「ハゲさせるくらいの刈り込み」が必要なのです。 先日お仕事をさせて頂いたお客さまに 「あんなにヒラドツツジを刈り込んで大丈夫なのかしらと最初思ったけど 翌年綺麗に咲くものね~」と言われました。 お客さまに「あんなにハゲさせても大丈夫かしら?」と思われるほど 刈り込んでも綺麗に咲くことをお聞きして、勇気をだして刈り込んでいこうと思いました。 綺麗に咲いているお花を観て楽しんだあとは来年の開花用に整えることが大事なんですね~ 来年のお花を楽しみに刈り込みたいと思います。